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多田 健一
炉物理の研究(インターネット), (75), 13 Pages, 2023/03
FRENDYでは、核データ処理以外にも、核データの編集や断面積データのプロットなど、様々な機能を有している。本資料は核データ処理以外のFRENDYの機能について紹介する。
沖田 将一朗
炉物理の研究(インターネット), (75), 3 Pages, 2023/03
本稿は、2022年5月15日19日にかけて米国・ピッツバーグにて開催されたInternational Conference on Physics of Reactors 2022 (PHYSOR2022)の報告である。
近藤 諒一
炉物理の研究(インターネット), (75), 3 Pages, 2023/03
著者は日本原子力学会炉物理部会より奨励賞を受賞した。炉物理部会の部会報向けに受賞対象となったRSE法(Resonance calculation using energy Spectrum Expansion method)に関する研究について解説する。
多田 健一
炉物理の研究(インターネット), (73), 5 Pages, 2021/03
本発表は2020年10月に実施した、核データ処理コードFRENDYに関する講習会の報告である。炉物理部会報では、講師,企画,参加者のそれぞれの立場から講習会の感想を書いているが、本資料はその内の講師からの講習会の感想について記載したものである。
方野 量太
炉物理の研究(インターネット), (71), 3 Pages, 2019/02
本稿は、第12回日本原子力学会炉物理部会部会賞奨励賞受賞に伴い、対象となった「Reduced Order Modeling (ROM)に基づいた効率的な感度係数評価手法の開発」について寄稿するものである。
多田 健一
炉物理の研究(インターネット), (71), 13 Pages, 2019/02
核データ処理は評価済み核データライブラリと粒子輸送計算コードを繋ぐ重要な技術であるものの、原子力に関わる多くの技術者にとってあまり馴染みのないものである。そこで本資料では、核データ処理に興味を持ってもらうことを目的として、核データ処理の概要と、核データ処理コードの国産化の重要性、そしてFRENDY開発の経緯について、簡単に説明する。また、核データ処理について理解を深めるため、核データ処理に関連する資料をまとめた。
横山 賢治
炉物理の研究(インターネット), (70), 12 Pages, 2018/04
2017年度の日本原子力学会論文賞の受賞記念寄稿として、受賞対象となった論文の内容を紹介する。研究の背景となった炉定数調整法と拡張バイアス因子法の関係から、新たに拡張炉定数調整法が開発された。拡張炉定数調整法が開発されたことによって、炉定数調整法と拡張バイアス因子法の関係は明らかになったが、拡張バイアス因子法と拡張炉定数調整法の導出では用いられている正規分布に関する仮定が異なるという課題が残った。この課題を解決したのが受賞対象となった論文の研究内容であり、この研究により、拡張炉定数調整法と拡張バイアス因子法の間には矛盾はなく、両者の理論統合に成功した。また、その後の研究成果として、炉定数調整法における正規分布の仮定の役割に関する議論から新たに開発された次元削減調整法の概要についても紹介する。
多田 健一; 羽倉 尚人*
炉物理の研究(インターネット), (67), 105 Pages, 2015/03
2014年の日本原子力学会秋の大会において、「炉物理分野の人材育成の現状と今後の課題」という題目で、炉物理部会の企画セッションを実施した。その際に、チェルノブイリ発電所の事故などの前後で、各大学の原子力関係の学生及び炉物理分野の学生の就職動向がどのように変化したかを調査した。また、原子力を志望する学生の数を維持するためには、今の学生や若手研究者・技術者が、どのようなきっかけで原子力業界を志望するようになったのか、また進路選択においてどのような点を重視していたかを把握することが重要である。これらのことを調査するためには、学生や若手研究者・技術者の考えやニーズを直接アンケートで聞き取ることが必要と考え、炉物理部会に関わる学生や若手研究者・技術者を対象にアンケートを実施した。企画セッションにおいて、進路調査及びアンケート結果の概要について紹介したが、時間の関係上、全てを紹介することは困難であった。また、進路調査及びアンケート結果は、今後の人材育成の検討をする上で重要な参考資料になると考えた。本資料は、就職動向調査及びアンケート集計結果を再度詳細に考察し、まとめたものである。
須山 賢也
炉物理の研究(インターネット), (66), p.11 - 14, 2014/03
我が国独自の核データ処理コードの開発は、以前より重要問題として認識されていた。本稿では、現在原子力機構で実施している当該コードの開発の背景を解説する。
岩元 洋介; 岩元 大樹; 原田 正英; 仁井田 浩二*; 沢井 友次
炉物理の研究(インターネット), (65), p.1 - 3, 2013/03
J-PARCのADSターゲット試験施設(TEF-T)、IFMIF施設等の新しい材料照射試験施設の設計では、放射線はじき出し損傷量(DPA)の評価が重要となる。発表者等は、PHITSコードによりはじき出し断面積を計算するため、クーロン散乱モデル及びイベントジェネレータを用いた照射損傷計算手法を開発した。この計算手法を新たに組み込んだPHITSを用いて、エネルギー範囲10MeV3GeVの中性子,陽子及び重陽子照射に対する代表的な構造材(14核種)のはじき出し断面積のデータベースを作成した。作成したはじき出し断面積を含むPHITSを用いて、TEF-T及びIFMIF施設を想定して、400MeV陽子及び40MeV重陽子が15cm厚さのステンレスへ照射した場合の深さ方向のDPA分布を計算した。その結果、400MeV陽子照射に関してDPA値は13cm深さまで核反応生成物の寄与のために、なだらかに分布するが、40MeV重陽子の場合、DPA値はステンレス表面付近でブラックピークと同じような形状で局所的に大きな値となることを明らかにした。以上のように、作成した断面積を含むPHITSにより、材料照射試験施設の構造材の照射損傷評価に必要な物理量を導出することが可能となった。
須山 賢也
炉物理の研究(インターネット), (64), 18 Pages, 2012/03
東日本大震災の後に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に対応するため、事故を起こした原子炉に内蔵されている放射能量(インベントリ)計算を実施した。本稿ではその概要と、シビアアクシデント評価に必要な核種組成データの現状について解説を行う。